“昔物語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかしがたり50.0%
むかしものがたり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恰(あだか)も昔物語(むかしがたり)の亞剌比亞(アラビヤ)の沙漠(さばく)の大魔神(だいましん)に魅(みゐ)られたる綿羊(めんよう)のごとく、遁(のが)れんとして遁(のが)るゝ能(あた)はず、鬪(たゝか)はんか、速射砲(そくしやほう)もガツトリング砲(ほう)も到底(とうてい)力(ちから)及(およ)ばぬ海底(かいてい)の此(この)大怪物(だいくわいぶつ)を奈何(いか)せん。
原武太夫(はらぶだゆう)が宝暦末年の劇壇を罵(ののし)り、享保の芸風を追慕して止(や)まざりし『隣(となり)の疝気(せんき)』または手柄岡持(てがらのおかもち)が壮時の見聞(けんぶん)を手記したる『後(あと)は昔物語(むかしものがたり)』等を繙(ひもと)きて年々の評判記と合せ読み
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)