“明易”の読み方と例文
読み方割合
あけやす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏の明易あけやすかつた。両側に人家が続いたり、橋がかかつたりするあたりに来る頃には、もうまつた明放あけはなれて居た。
(新字旧仮名) / 田山花袋(著)
百合 (人形を抱き、なまめかしき風情にて戸を開き戸外こがいに出づ。)夜の長い事、長い事……何の夏が明易あけやすかろう。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
明易あけやすやわれ流浪する夢を見し
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)