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日清戦争
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にっしんせんそう
ふりがな文庫
“
日清戦争
(
にっしんせんそう
)” の例文
旧字:
日清戰爭
しかしそれはごく近代のことであって、
日清戦争
(
にっしんせんそう
)
以前の本来の日本人を生育して来た気候はだいたいにおいて温帯のそれであった。
日本人の自然観
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
現に
日清戦争
(
にっしんせんそう
)
の時にも、種々の
計
(
はかりごと
)
を
献
(
けん
)
じて支那政府の
採用
(
さいよう
)
を求めたる外国人ありしは、その頃の
新聞紙
(
しんぶんし
)
に見えて世人の
記憶
(
きおく
)
するところならん。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
かれは
日清戦争
(
にっしんせんそう
)
に出征して
牙山
(
がざん
)
の
役
(
えき
)
に敵の大将を銃剣で
刺
(
さ
)
したくだりを話すときにはその目が輝きその顔は昔のほこりにみちて
朱
(
しゅ
)
のごとく赤くなるのであった。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
剣舞の次は
幻燈
(
げんとう
)
だった。
高座
(
こうざ
)
に
下
(
おろ
)
した幕の上には、
日清戦争
(
にっしんせんそう
)
の光景が、いろいろ映ったり消えたりした。大きな
水柱
(
みずばしら
)
を揚げながら、「
定遠
(
ていえん
)
」の沈没する所もあった。
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それからずっと後の事ではあるが
日清戦争
(
にっしんせんそう
)
時代にもしばしば「幻燈会」なるものが劇場で開かれて見に行った。
映画時代
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
▼ もっと見る
明治二十七八年
日清戦争
(
にっしんせんそう
)
の最中に、予備役で召集されて
名古屋
(
なごや
)
の留守師団に勤めていた父をたずねて遊びに行ったとき、始めて紡績会社の工場というものの見学をして非常に驚いたものである。
糸車
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“日清戦争”の解説
日清戦争(にっしんせんそう、日淸戰爭)は、1894年(明治27年)7月25日から1895年(明治28年)4月17日にかけて日本と清国の間で行われた戦争である。なお、正式に宣戦布告されたのは1894年8月1日で、完全な終戦は台湾の平定を終えた1895年11月30日とする見方もある。李氏朝鮮の地位確認と朝鮮半島の権益を巡る争いが原因となって引き起こされ、主に朝鮮半島と遼東半島および黄海で交戦し、日本側の勝利と見なす日清講和条約(下関条約)の調印によって終結した。
(出典:Wikipedia)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
争
常用漢字
小4
部首:⼅
6画
“日清戦”で始まる語句
日清戦役