トップ
>
新筵
>
あらむしろ
ふりがな文庫
“
新筵
(
あらむしろ
)” の例文
しごきで結わえたままの身体を
新筵
(
あらむしろ
)
の上に寝かされて、
犇
(
ひし
)
と左右から寄り添いながら、男女共にその顔は、何の苦しみもなく少しのもがいたあとも見せず
旗本退屈男:10 第十話 幽霊を買った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
延喜式
(
えんぎしき
)
の古式にのっとって、前の年の寒のうちに屋敷の空地の清浄な地に、深さ二丈ばかりの大穴を掘り、そこに
新筵
(
あらむしろ
)
を敷いて雪をつめた桐の大箱をおさめる。
顎十郎捕物帳:08 氷献上
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
其処
(
そこ
)
へ東京から新任の県知事がお
乗込
(
のりこみ
)
とあるについて、向った玄関に
段々
(
だんだら
)
の幕を打ち、
水桶
(
みずおけ
)
に真新しい
柄杓
(
ひしゃく
)
を備えて、
恭
(
うやうや
)
しく
盛砂
(
もりずな
)
して、門から
新筵
(
あらむしろ
)
を
敷詰
(
しきつ
)
めてあるのを
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
正面を逆に、
背後
(
うしろ
)
向きに見物を立たせる寸法、舞台、というのが、
新筵
(
あらむしろ
)
二三枚。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
筵
漢検1級
部首:⽵
13画
“新”で始まる語句
新
新造
新聞
新手
新橋
新羅
新宿
新道
新田
新嘉坡