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斬刑
ふりがな文庫
“斬刑”の読み方と例文
読み方
割合
ざんけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんけい
(逆引き)
もちろん高氏は、すでに
斬刑
(
ざんけい
)
ずみのよしを答え、その群盗どもが、
酢屋
(
すや
)
へ押入った当夜のもようを詳しい書類として、殿ノ法印まで送りとどけた。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
斬刑
(
ざんけい
)
がすんで、
浜松城
(
はままつじょう
)
からきている
奉行
(
ぶぎょう
)
や
検死
(
けんし
)
役人などは、みな
床几
(
しょうぎ
)
を立ちはじめた。
入
(
い
)
りみだれて立ちはたらく
下人
(
げにん
)
たちの
間
(
あいだ
)
に、血なまぐさい
陰風
(
いんぷう
)
が
吹
(
ふ
)
く。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「獄中の宋江と、
戴宗
(
たいそう
)
とを
併
(
あわ
)
せて、同日同所で、
斬刑
(
ざんけい
)
に処せ。刑場の立て札には、ともに梁山泊に気脈を通じ、
不逞
(
ふてい
)
な陰謀をいだいた大賊なりと公示するがいい」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
斬刑(ざんけい)の例文をもっと
(5作品)
見る
“斬刑”の意味
《名詞》
首をはねる刑罰。斬首。
(出典:Wiktionary)
斬
常用漢字
中学
部首:⽄
11画
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
“斬刑”の関連語
斬罪
斬首
打首
“斬”で始まる語句
斬
斬殺
斬新
斬罪
斬死
斬合
斬首
斬尖
斬奸
斬込