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ちらつ
ふりがな文庫
“
散見
(
ちらつ
)” の例文
小万は上の間へ行ッて窓から
覗
(
のぞ
)
いたが、太郎稲荷、入谷
金杉
(
かなすぎ
)
あたりの人家の
燈火
(
ともしび
)
が
散見
(
ちらつ
)
き、遠く上野の電気燈が
鬼火
(
ひとだま
)
のように見えているばかりだ。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
小万は
上
(
かみ
)
の
間
(
ま
)
に行ツて窓から覗いたが、太郎稲荷、入谷、金杉あたりの人家の
灯火
(
ともしび
)
が
散見
(
ちらつ
)
き、遠く上野の電気灯が
鬼火
(
ひとだま
)
の様に見えて居るばかりである。
里の今昔
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
小万は
上
(
かみ
)
の
間
(
ま
)
に行ッて窓から覗いたが、太郎稲荷、
入谷
(
いりや
)
、
金杉
(
かなすぎ
)
あたりの人家の
燈火
(
ともしび
)
が
散見
(
ちらつ
)
き、遠く上野の電気燈が
鬼火
(
ひとだま
)
のように見えているばかりである。
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“散見”の意味
《名詞》
散見(さんけん)
あちこちに見えること。
(出典:Wiktionary)
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“散”で始まる語句
散
散々
散歩
散乱
散髪
散佚
散切
散財
散在
散策