“教盛”の読み方と例文
読み方割合
のりもり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
教盛のりもり〕清盛から三番目の弟。——門脇殿かどわきどのというのが通り名。職は中納言。長男通盛みちもりは、鵯越ひよどりごえで戦死。次子能登守教経のりつねがある。年五十七。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
玉虫 おお、教盛のりもりの卿、行盛の卿……。有盛、経盛、業盛なりもりの方々……。みな打揃うて見えられましたの。
平家蟹 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
宰相とは、清盛の弟教盛のりもりのことであるが、教盛の娘が成経の妻になっていたから、成経にはしゅうとであった。