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擲
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ほう
ふりがな文庫
“
擲
(
ほう
)” の例文
普通ならば
夙
(
とっ
)
くにもう花も変えて生けかえるべきものを、いつまでも水仙を生けたままで
擲
(
ほう
)
って置いてあったものとすると
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
その妻から与えられた黄金を
礫
(
つぶて
)
として池の
鴛鴦
(
えんおう
)
に
擲
(
ほう
)
ったので始めて黄金の貴重なことを知らされ、これがそんなに貴いものなら俺の炭を焼く山の谷川には幾らでもあるというお極りの譚の筋で
炭焼長者譚:系図の仮托と民族の改良
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
昌允 (坐る)お前が石を、
擲
(
ほう
)
ってた時、近よって行ったのは俺だよ。
華々しき一族
(新字新仮名)
/
森本薫
(著)
まあまあと
一寸
(
いっすん
)
延
(
のば
)
しにしていたが、いつまで
擲
(
ほう
)
って置くわけにも行かないので、遂に決心してそれを伐った。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
擲
漢検1級
部首:⼿
18画
“擲”を含む語句
打擲
放擲
抛擲
擲倒
擲附
擲弾兵
手擲弾
投擲
擲殺
擲出
擲却
乾坤一擲
一擲
御打擲
擲弾
酒銭擲三緡
革擲
擲銭卜
書擲
横擲
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