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揷頭
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かざし
ふりがな文庫
“
揷頭
(
かざし
)” の例文
一首の意は、古人も亦、今の吾のように、三輪山の檜原に
入来
(
いりき
)
て、
揷頭
(
かざし
)
を折っただろう、というので、品佳く情味ある歌である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「
死出
(
しで
)
」の
揷頭
(
かざし
)
と、
例
(
いつ
)
も
例
(
いつ
)
もあえかの花を編む「
命
(
いのち
)
」。
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
揷頭
(
かざし
)
あたへし子もあれど
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
「梅の花いまさかりなり思ふどち
揷頭
(
かざし
)
にしてな今さかりなり」(巻五・八二〇)という歌を参考とすることが出来る。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
一首の意は、今日は御所に仕え申す人達も、お
閑
(
ひま
)
であろうか、梅花を
揷頭
(
かざし
)
にして、此処の野に集っていられる、というので、
長閑
(
のどか
)
な光景の歌である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
揷
部首:⼿
12画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“揷”で始まる語句
揷
揷話
揷入
揷画
揷絵
揷込
揷歯
揷古
揷物
揷秧