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推着
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おッつ
ふりがな文庫
“
推着
(
おッつ
)” の例文
だもんだから、何だか私のために、お雪さんが、そんな養子を
推着
(
おッつ
)
けられて、
酷
(
ひど
)
いめにあわされているようにね、何ということなしに、我身で
極
(
き
)
めてしまったんだもの。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
娘はこの
肥満女
(
ふとっちょ
)
に、のしのし隅っこへ
推着
(
おッつ
)
けられて、
可恐
(
おそろ
)
しく見勝手が悪くなった。ああ、可哀そうにと思う。ちょうど、その
身体
(
からだ
)
が、舞台と私との中垣になったもんだからね。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と背中を
推着
(
おッつ
)
いて、たった今まで味方に頼んだのを、もう目の
敵
(
かたき
)
にして、小突く。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そんな風にして、無理に
推着
(
おッつ
)
けて婿を取らしたが、実は何、路頭に立つなんて、それほど
窮
(
こま
)
りもしなんだのを、
慾張
(
よくば
)
りで、お
金子
(
かね
)
が欲しさに無理に貰ったが悪いことをしたッて、言うんだ。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“推”で始まる語句
推
推敲
推察
推量
推薦
推参
推測
推移
推古
推進機