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推着
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おしつ
ふりがな文庫
“
推着
(
おしつ
)” の例文
此方
(
こなた
)
から
推着
(
おしつ
)
けに、あれそれとも
極
(
き
)
められないから、とにかく、不承々々に、そうか、と一帆の
頷
(
うなず
)
いたのは、しかし観世音の廻廊の欄干に、立並んだ時ではない。
妖術
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お定は男の胸に
密接
(
ぴつたり
)
と顏を
推着
(
おしつ
)
けた儘で、強く頭を振つた。男はもう無性にお定が
可憐
(
いぢらし
)
くなつて
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
貴下
(
あなた
)
より御令室の御意向が主でごわりまするで、その御言葉一ツが、いかがの極まりまする処で、
推着
(
おしつ
)
けがましゅうごわりますが、英吉君の母も、この御返事……と申しまするより
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“推”で始まる語句
推
推敲
推察
推量
推薦
推参
推測
推移
推古
推進機