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捕盗船
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ほとうせん
ふりがな文庫
“
捕盗船
(
ほとうせん
)” の例文
進めば進むほど水路は
狭
(
せば
)
まり、そこへ沢山な
捕盗船
(
ほとうせん
)
が無二無三につづいて来たため、
舳
(
みよし
)
と
艫
(
とも
)
、
櫓
(
ろ
)
と
櫂
(
かい
)
などが
絡
(
から
)
みあって、果ては味方同士、にッちもさッちも動けなくなってしまった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
真ッ先をゆく一艘の
舳
(
みよし
)
に立って、刑事
頭
(
がしら
)
の
何濤
(
かとう
)
は小手をかざしている。そのあとからは大小数十隻の
捕盗船
(
ほとうせん
)
が、舳に官旗をひるがえし、捕兵の弓や
矛
(
ほこ
)
や
刺叉
(
さすまた
)
を満載して、白波を揚げながら迫ッて行く。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
捕
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
盗
常用漢字
中学
部首:⽫
11画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
“捕”で始まる語句
捕
捕虜
捕縛
捕手
捕縄
捕物
捕吏
捕方
捕捉
捕繩