“拱手傍観”の読み方と例文
読み方割合
きょうしゅぼうかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官の士風や軍紀をつかさどる者に、面白からぬ人物があるからというて、官軍そのものが潰滅するのを、拱手傍観きょうしゅぼうかんしていてもよいものではない
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いたずらに安泰をねがって、世のうごきを拱手傍観きょうしゅぼうかんしていた国で、百年の基礎をさだめた例がありましょうか。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)