“傍手”の読み方と例文
読み方割合
わきて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舞台を左へ切れると、御影みかげの橋がある。橋のむこう築山つきやま傍手わきてには松が沢山ある。松の間から暖簾のれんのようなものがちらちら見える。中で女がききと笑っている。橋を渡りかけた高柳君はまた引き返した。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)