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せっさく
ふりがな文庫
“
拙作
(
せっさく
)” の例文
若し、
拙作
(
せっさく
)
がいくらかでも、先生に感銘を与え得たとしますれば、こんな嬉しいことはないのでございますが。
人間椅子
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
わが
拙作
(
せっさく
)
小説『すみだ川』の篇中にはかかる路地の或場所をばその頃見たままに写生して置いた。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
茶呑咄
(
ちゃのみばな
)
しに残したる。炭売
多助
(
たすけ
)
が一代記を。
拙作
(
せっさく
)
ながら
枝炭
(
えだずみ
)
の。枝葉を
添
(
そえ
)
て
脱稿
(
やきあげ
)
しも、
原来
(
もとより
)
落語なるを
以
(
もっ
)
て。小説
稗史
(
はいし
)
に
比較
(
くらべ
)
なば。
所謂
(
いわゆる
)
雪と炭俵。
弁舌
(
くち
)
は飾れど実の薄かるも。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
当時
拙作
(
せっさく
)
あり
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
“拙作”の意味
《名詞》
まずい作品や製作。
自分の作品を謙遜する語。
(出典:Wiktionary)
拙
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“拙”で始まる語句
拙
拙者
拙僧
拙劣
拙斎
拙道
拙陋
拙堂
拙宅
拙寺