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拂塵
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はたき
ふりがな文庫
“
拂塵
(
はたき
)” の例文
新字:
払塵
「おい
是
(
これ
)
を
一寸
(
ちよつと
)
其所
(
そこ
)
へ
置
(
お
)
いて
呉
(
く
)
れ」と
渡
(
わた
)
すと、
清
(
きよ
)
は
妙
(
めう
)
な
顏
(
かほ
)
をして、
不思議
(
ふしぎ
)
さうにそれを
受取
(
うけと
)
つた。
御米
(
およね
)
は
奧
(
おく
)
で
座敷
(
ざしき
)
へ
拂塵
(
はたき
)
を
掛
(
か
)
けてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「八番さんにお客樣だよ。一寸伺つておいで」其聲が止んだと思ふ間も無く、何處かの部屋で勇しい
拂塵
(
はたき
)
の音が聞えるのはもう文太郎が其部屋の掃除に行つたものらしかつた。
続俳諧師:――文太郎の死――
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
拂
部首:⼿
8画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“拂”で始まる語句
拂
拂曉
拂子
拂底
拂出
拂放
拂方
拂辭
拂箱
拂腰