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押付
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おッつ
ふりがな文庫
“
押付
(
おッつ
)” の例文
(
真暗
(
まっくら
)
ですから。)が、仕方がない、
押付
(
おッつ
)
け仕事の安普請で、間取りに無理がありますから、玄関の次が暗いのです。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何うか刀が出るだろうと思うんだが、出ねえまでもお前を連れてッて詫ことをしなけりゃア己が
押付
(
おッつ
)
かねえんだから、死ぬのは
止
(
や
)
めておくれ、そう泣いてたッていけねえ、気を
確
(
しっか
)
りしねえ
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あたかも
活
(
い
)
きたるものを愛するごとく、起きると着物を
着更
(
きか
)
えさせる。抱いて
風車
(
かざぐるま
)
を見せるやら、
懐中
(
ふところ
)
へ入れて小さな乳を
押付
(
おッつ
)
けるやら、枕を
竝
(
なら
)
べて寝てみるやら、
余所目
(
よそめ
)
にはまるで
狂気
(
きちがい
)
。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
後
(
うしろ
)
を
振返
(
ふりけえ
)
り/\行く………見ろよ…………あゝ誰か
大
(
でけ
)
え馬ア引出しやアがって、馬の蔭で見えなくなった、馬を田の
畦
(
くろ
)
へ
押付
(
おッつ
)
けろや…あれまア大え
庚申塚
(
こうしんづか
)
が建ったな、
彼
(
あ
)
れア昔からある石だが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“押付”で始まる語句
押付放
押付婚礼