トップ
>
押並
>
おしな
ふりがな文庫
“
押並
(
おしな
)” の例文
旧字:
押竝
都も
鄙
(
ひな
)
も
押並
(
おしな
)
べて黒きを
被
(
き
)
る斯大なる
哀
(
かなしみ
)
の夜に、余等は
茫然
(
ぼうぜん
)
と東の方を眺めて立った。
生温
(
なまあたた
)
かい夜風がそよぐ。稲の
香
(
か
)
がする。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
自分は外国へ来て初めて日本婦人の頭髪の
押並
(
おしな
)
べて美しい事を思ふ者である。あの房やかな長い髪を本国の人は
其程
(
それほど
)
誇りとも思つて居ないのであらう。勿論自分もさう思つて居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
並
常用漢字
小6
部首:⼀
8画
“押”で始まる語句
押
押入
押籠
押込
押立
押被
押付
押遣
押戴
押取