“投(ぶ)” の例文
支那街の無頼漢が、鰐寺(わにでら)の縁日に行って喧嘩を始め、相手の男を鰐のいる池に投(ぶ)ち込んだというんです。投(ほう)り込まれた男はそれっきり出て来ません。
消えた霊媒女 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
何か悪いことでもして未決へでも投(ぶ)ち込まれているのではなかろうか。刑事の口吻(くちぶり)では、オイそれと言って出て来られそうな様子も見えなかったが……。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)