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打棄
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うちすて
ふりがな文庫
“
打棄
(
うちすて
)” の例文
曾
(
か
)
つて
然
(
そ
)
う言い出したことのない弥吉を、児太郎は自身にひきあてて、悲しげに
打棄
(
うちすて
)
るような調子でしりぞけた。
お小姓児太郎
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
河中へ投込候ものと相見え今以て行方相知れ
不申候
(
もうさずそろ
)
又土蔵へ忍入りしや
私
(
わたくし
)
所持の衣類金銀とも
悉
(
ことごと
)
く盗取り逃去り候跡へ我等
参合
(
まいりあわ
)
せきよと申す
下婢
(
かひ
)
に相尋ね候処驚怖の余り
己
(
おのれ
)
の部屋に匿れ潜み
居
(
おり
)
候えば賊の申候言葉
並
(
ならび
)
に
孰
(
いずれ
)
へ逃去候
哉
(
や
)
慥
(
しか
)
と
不相分
(
あいわからず
)
由
申出候
(
もうしいでそろ
)
然
(
しか
)
るに一応家内取調申候処
庭前
(
ていぜん
)
所々
(
しょ/\
)
に鮮血の点滴
有之
(
これあり
)
殊に駒の
緋絹縮
(
ひぎぬちゞみ
)
下〆帯
(
したじめおび
)
りゅうの
単物
(
ひとえもの
)
血に染み居候まゝ
打棄
(
うちすて
)
有之候間此段御訴申上候
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“打棄(うっちゃり)”の解説
うっちゃりとは相撲の決まり手の一つである。漢字表記は、「打っ棄り」あるいは「打棄」。
(出典:Wikipedia)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
棄
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
“打棄”で始まる語句
打棄放