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戲言
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ざれごと
ふりがな文庫
“
戲言
(
ざれごと
)” の例文
新字:
戯言
われは、けふさる
戲言
(
ざれごと
)
いふことかはと
戒
(
いまし
)
めつゝも、心の中にその笑顏の涙を掩ふ
假面
(
めん
)
なるをおもひて、
竊
(
ひそか
)
に友の情誼に感じぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
小綺麗に身づくろひした女中達は忙しく行きつ戻りつして、きびきびした女主人の指圖に從つた。それでも時折は一瞬の暇を捉へては、爐の周圍の人々と
戲言
(
ざれごと
)
を交へ、どつと笑つたりもした。
駅伝馬車
(旧字旧仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
と
戲言
(
ざれごと
)
を
謂
(
い
)
ひて
笑
(
わら
)
ふもあり、
甚
(
はなはだ
)
しきに
到
(
いた
)
りては
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
友は我を
拉
(
ひ
)
いて
市長
(
ボデスタ
)
の許に至りぬ。市長とロオザとは
戲言
(
ざれごと
)
まじりに我無情を
譴
(
せ
)
め、おとなしきマリアは局外に立ちて主客の爭をまもり居たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
末文には、例の
戲言
(
ざれごと
)
多く物して、まだミラノの少女に
擒
(
とりこ
)
にせられずや、
三鞭酒
(
シヤンパニエ
)
をな忘れそなど云へり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
戲
部首:⼽
17画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“戲”で始まる語句
戲
戲談
戲奴
戲曲
戲事
戲作者
戲謔圖
戲園
戲弄
戲氣