“戲奴”のいろいろな読み方と例文
新字:戯奴
読み方割合
おどけやつこ33.3%
ヂヤウカア33.3%
ヂヤウカウ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われはこの地點を守りかねて、飛びおるれば、戲奴おどけやつこにいでたちたる男走り來て、手に持てる采配もて、我衣を拂ひ呉れたり。
殘された私はまた陰鬱な、そのなかにいらいらとした赤い戲奴ヂヤウカアのやうな心を閃めかす氣の短い感情の激しい二十歳の生活に入つた。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
玉乘の兒よ、戲奴ヂヤウカウよ、身振をかしき鈴振りんふりよ。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)