“懷提灯”のいろいろな読み方と例文
新字:懐提灯
読み方割合
ふところちやうちん50.0%
ふところぢやうちん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
用意の懷提灯ふところちやうちんに火を入れて見ると、幸ひ鞍掛殿の手に、私の搜してゐる繪圖面はあつた。
其中には思ひも寄らぬ贅澤ぜいたくな品々の外に、特殊の脇差わきざし懷提灯ふところぢやうちん繩梯子なはばしご覆面頭巾ふくめんづきんなどといふ忍術使ひでなければ必要のない品のあるのを一と眼で見て取つて、いよ/\その信念を固めたのです。