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懶怠
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なまけ
ふりがな文庫
“
懶怠
(
なまけ
)” の例文
懶怠
(
なまけ
)
た身の
起伏
(
おきふし
)
に何といふこともなく眺めやる昼の男の心持、また逃げてゆく「時」のうしろでをも
恍惚
(
うつとり
)
と空に
凝視
(
みつ
)
むる心持……
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
勉強家
(
べんきようか
)
は
氣
(
き
)
か
引
(
ひ
)
ける、
懶怠
(
なまけ
)
られては
困
(
こま
)
るけれど、
煩
(
わづら
)
はぬやうに
心
(
こゝろ
)
がけてお
呉
(
く
)
れ、
別
(
わ
)
けてお
前
(
まへ
)
は一
粒
(
つぶ
)
物
(
もの
)
、
親
(
おや
)
なし、
兄弟
(
きようだい
)
なしと
言
(
い
)
ふでは
無
(
な
)
いか
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
物を角に見るキユビストの新らしい神経の触覚よりもかういふ日の
疎
(
うと
)
ましい
懶怠
(
なまけ
)
ものの心にはあのルノワアルなどのふくよかな色の温味と悩ましい息づかひの魅力
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“懶怠”の意味
《形容動詞・名詞》
やる気がないさま。懶惰。
(出典:Wiktionary)
懶
漢検1級
部首:⼼
19画
怠
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“懶怠”で始まる語句
懶怠者