なげか)” の例文
兎角なげかはしく、苦々にが/\しき事のみ耳目に觸れて、平和の世のなか面白からず、あはれ何處にても一戰ひといくさの起れかし、いでや二十餘年の風雨に鍛へし我が技倆を顯はして
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
朝のテニスをなげかひて、 額はたかし 雪の風。
文語詩稿 一百篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)