“大憤慨”の読み方と例文
読み方割合
だいふんがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
善金ゼンキン大憤慨だいふんがいさ。なにか支那の格言かくげんのようなことをいった。エーと、身体からだは両親のもの……それからなんだったかな
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
僕は大憤慨だいふんがいをして、透明碗の壁を両手でたたき続けた。すると男女の学生たちは、みんな僕の前に集まって来て、透明壁越へきごしに僕をしげしげと見まもるのだった。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
でないと、もしもこの僕が時間器械を使ってこの町へもぐりこんだ怪しい客だと知れたときには、この老ボーイを始めホテルの支配人以下は大憤慨だいふんがいをして、僕を外へ放りだすことであろう。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)