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慎
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つつまし
ふりがな文庫
“
慎
(
つつまし
)” の例文
旧字:
愼
楚々
(
そそ
)
として
慎
(
つつまし
)
やかに花を付けるあの
可憐
(
かれん
)
な
雛罌粟
(
ひなげし
)
の花のような女性が、夫人の手近にいることを、人々は忘れはしまい。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
この一事の
外
(
ほか
)
は人目を
牽
(
ひ
)
くべき点も無く、彼は多く語らず、又は
躁
(
さわ
)
がず、始終
慎
(
つつまし
)
くしてゐたり。終までこの
両個
(
ふたり
)
の
同伴
(
つれ
)
なりとは露顕せざりき。さあらんには
余所々々
(
よそよそ
)
しさに過ぎたればなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
機会
(
おり
)
に依っては、何処かつんと思い揚って、取澄ましているかと思えば、また
甚
(
ひど
)
く
慎
(
つつまし
)
やかで、愛想もそう悪くはなかったが、今夜は余程思い余ったことがあるらしく、心が悩めば悩むほど
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
慎
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“慎”を含む語句
謹慎
要慎
慎深
粛慎
可慎
慎重
不謹慎
畏慎
矯慎
生島慎九郎
猶可慎
隠居慎
独慎
細井知慎
謹慎室
三慎
閉門謹慎
身慎莫
賈慎庵
許慎
...