“感化(かぶ)” の例文
二十二歳の時、友達が自殺をしたのに感化(かぶ)れて、三階の窓から下の敷石を目がけて身投(みなげ)をした事があつた。
なさるのは、尤(もつとも)と思ひますわ。でも貴君迄が、それに感化(かぶ)れると云ふことはないぢやありませんか。縁起などと、云ふ言葉は、現代人の辞書にはない字ですわね。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
それはお利代も智惠子に感化(かぶ)れて、耶蘇信者になつたので、早く祖母の死ぬ事を毎晩神に祈つてゐるといふので。——そして、祖母の死ぬのを待つて凾館の先の夫の許へ行くのだ、と傳へられた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
なさるのは、尤(もっとも)と思いますわ。でも貴君迄(まで)が、それに感化(かぶ)れると云うことはないじゃありませんか。縁起などと、云う言葉は、現代人の辞書にはない字ですわね。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
それは、お利代も智恵子に感化(かぶ)れて、耶蘇(ヤソ)信者になつたので、早く祖母の死ぬ事を毎晩神に祈つてるといふので。——そして、祖母の死ぬのを待つて函館の先の夫の許へ行くのだ、と伝へられた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)