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愛著
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あいちゃく
ふりがな文庫
“
愛著
(
あいちゃく
)” の例文
この価格は好尚の価格または
愛著
(
あいちゃく
)
の価格(prix d'inclination ou prix d'affection)
純粋経済学要論:01 上巻
(新字新仮名)
/
マリー・エスプリ・レオン・ワルラス
(著)
女たちは、唯功徳の為に糸を績いでいる。其でも、其が幾かせ、幾たまと言う風に
貯
(
たま
)
って来ると、言い知れぬ
愛著
(
あいちゃく
)
を覚えて居た。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
お絹の悲しさはおさえがたき
愛著
(
あいちゃく
)
に変ってくる。高い杉の
梢
(
こずえ
)
から流れてくる月光の下でお絹はぴったりと藤作によりそった。
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
その度毎に住み馴れた土地に対する
愛著
(
あいちゃく
)
と、未知の土地に対する不安とが、常に私の心を元の所に引止め、私の身体を縛りつけてしまうのであった。
早稲田神楽坂
(新字新仮名)
/
加能作次郎
(著)
其の「
直接
(
じか
)
に感じられるもの」とは何か、といえば、それは、「私が最早一旅行者の好奇の眼を以てでなく、一居住者の
愛著
(
あいちゃく
)
を以て、此の島と、島の人々とを愛し始めた」
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“愛著”の意味
《名詞》
愛著(あいじゃく)
(仏教)いつくしむ心の離れざること。かわいいと思い込むこと。
(出典:Wiktionary)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
著
常用漢字
小6
部首:⾋
11画
“愛”で始まる語句
愛
愛嬌
愛想
愛撫
愛宕
愛惜
愛宕山
愛相
愛憎
愛娘