“悌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもかげ60.0%
てい40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんにしろ明治四十一年の事とて、その頃は、当今の接庇雑踏(せっぴざっとう)とは異なり、入谷田圃(いりやたんぼ)にも、何処かもの鄙(ひな)びた土堤の悌(おもかげ)が残っていた。
絶景万国博覧会 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
有名な美貌の持主でしたが、一つは年、もう一つは、重なった不幸に打ちひしがれ、すっかり悌(おもかげ)を変えていました。
「雅号は好いよ。世の中にはいろいろな雅号があるからな。立憲政体だの、万有神教だの、忠、信、孝、悌(てい)、だのってさまざまな奴があるから」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
慈といい、孝といい、悌(てい)といい、友(ゆう)というが如き、即ちこれにして、これを総称して人生居家(きょか)の徳義と名づくといえども、その根本は夫婦の徳に由(よ)らざるはなし。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)