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悌
ふりがな文庫
“悌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おもかげ
60.0%
てい
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもかげ
(逆引き)
なんにしろ明治四十一年の事とて、その頃は、当今の
接庇雑踏
(
せっぴざっとう
)
とは異なり、
入谷田圃
(
いりやたんぼ
)
にも、何処かもの
鄙
(
ひな
)
びた土堤の
悌
(
おもかげ
)
が残っていた。
絶景万国博覧会
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
有名な美貌の持主でしたが、一つは年、もう一つは、重なった不幸に打ちひしがれ、すっかり
悌
(
おもかげ
)
を変えていました。
さまよう町のさまよう家のさまよう人々
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
悌(おもかげ)の例文をもっと
(6作品)
見る
てい
(逆引き)
「雅号は好いよ。世の中にはいろいろな雅号があるからな。立憲政体だの、万有神教だの、忠、信、孝、
悌
(
てい
)
、だのってさまざまな奴があるから」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
慈といい、孝といい、
悌
(
てい
)
といい、
友
(
ゆう
)
というが如き、即ちこれにして、これを総称して人生
居家
(
きょか
)
の徳義と名づくといえども、その根本は夫婦の徳に
由
(
よ
)
らざるはなし。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
悌(てい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“悌(
孝悌
)”の解説
孝悌(こうてい)は、儒教における根本的な徳目の一つで、親や兄姉といった年長者に対する崇敬を意味する概念。
(出典:Wikipedia)
悌
漢検準1級
部首:⼼
10画
“悌”を含む語句
孝悌
不悌
公悌
千ヶ崎悌六
君悌
山県悌三郎
悌四郎
悌次
悌順
愷悌
掾公悌
福岡孝悌
薛悌
“悌”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
島崎藤村
福沢諭吉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
高村光雲
久生十蘭
夏目漱石
国枝史郎