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悌
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てい
ふりがな文庫
“
悌
(
てい
)” の例文
「雅号は好いよ。世の中にはいろいろな雅号があるからな。立憲政体だの、万有神教だの、忠、信、孝、
悌
(
てい
)
、だのってさまざまな奴があるから」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
慈といい、孝といい、
悌
(
てい
)
といい、
友
(
ゆう
)
というが如き、即ちこれにして、これを総称して人生
居家
(
きょか
)
の徳義と名づくといえども、その根本は夫婦の徳に
由
(
よ
)
らざるはなし。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
何の道かの道ということは異国の
沙汰
(
さた
)
で、いわゆる仁義礼譲孝
悌
(
てい
)
忠信などというやかましい名をくさぐさ作り設けて、きびしく人間を縛りつけてしまった人たちのことを
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
どの道かの道という異国の
沙汰
(
さた
)
にほだされ、仁義礼譲孝
悌
(
てい
)
忠信などとやかましい名をくさぐさ作り設けてきびしく人間を縛りつけてしまった封建社会の空気の中に立ちながらも
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“悌(
孝悌
)”の解説
孝悌(こうてい)は、儒教における根本的な徳目の一つで、親や兄姉といった年長者に対する崇敬を意味する概念。
(出典:Wikipedia)
悌
漢検準1級
部首:⼼
10画
“悌”を含む語句
孝悌
不悌
公悌
千ヶ崎悌六
君悌
山県悌三郎
悌四郎
悌次
悌順
愷悌
掾公悌
福岡孝悌
薛悌