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恬静
ふりがな文庫
“恬静”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てんせい
66.7%
おだやか
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんせい
(逆引き)
内典を知るも、
梁
(
りょう
)
の武帝の如く
淫溺
(
いんでき
)
せず、又
老子
(
ろうし
)
を愛し、
恬静
(
てんせい
)
を喜び、
自
(
みず
)
から
道徳経註
(
どうとくけいちゅう
)
二巻を
撰
(
せん
)
し、
解縉
(
かいしん
)
をして、
上疏
(
じょうそ
)
の中に、学の純ならざるを
譏
(
そし
)
らしむるに至りたるも
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
知らず知らずにクリストフは芸術において、実際以上にドイツ的だった。パリーのある音楽の快楽的な
恬静
(
てんせい
)
さに対抗して、彼は激しい意志を、雄々しい健全な悲観思想を称揚していた。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
恬静(てんせい)の例文をもっと
(2作品)
見る
おだやか
(逆引き)
義人の
妝飾
(
そうしょく
)
は「髪を
辮
(
あ
)
み金を掛けまた衣〔を着〕るがごとき外面の妝飾にあらず、ただ心の内の
隠
(
かくれ
)
たる人すなわち
壊
(
やぶ
)
ることなき
柔和
(
にゅうわ
)
恬静
(
おだやか
)
なる霊」
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
恬静(おだやか)の例文をもっと
(1作品)
見る
“恬静”の意味
《名詞》
落ち着いていて静かなこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
恬
漢検1級
部首:⼼
9画
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
“恬”で始まる語句
恬然
恬淡
恬
恬澹
恬淡洒脱
恬憺
恬斎
恬退
恬熈
恬然子
“恬静”のふりがなが多い著者
内村鑑三
ロマン・ロラン
幸田露伴