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恬静
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てんせい
ふりがな文庫
“
恬静
(
てんせい
)” の例文
内典を知るも、
梁
(
りょう
)
の武帝の如く
淫溺
(
いんでき
)
せず、又
老子
(
ろうし
)
を愛し、
恬静
(
てんせい
)
を喜び、
自
(
みず
)
から
道徳経註
(
どうとくけいちゅう
)
二巻を
撰
(
せん
)
し、
解縉
(
かいしん
)
をして、
上疏
(
じょうそ
)
の中に、学の純ならざるを
譏
(
そし
)
らしむるに至りたるも
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
知らず知らずにクリストフは芸術において、実際以上にドイツ的だった。パリーのある音楽の快楽的な
恬静
(
てんせい
)
さに対抗して、彼は激しい意志を、雄々しい健全な悲観思想を称揚していた。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
“恬静”の意味
《名詞》
落ち着いていて静かなこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
恬
漢検1級
部首:⼼
9画
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
“恬”で始まる語句
恬然
恬淡
恬
恬澹
恬淡洒脱
恬憺
恬斎
恬退
恬熈
恬然子