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恬澹
ふりがな文庫
“恬澹”の読み方と例文
読み方
割合
てんたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんたん
(逆引き)
これみな
恬澹
(
てんたん
)
な名僧といわれた父親の世務をうるさがる性癖から来た結果だが、母親はどういうものか父を恨まなかった。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
性質は静かで、
恬澹
(
てんたん
)
で、そして立居振舞を、ひどく気を附けて、温和にしてゐる。此人はいつも機嫌が好い。
板ばさみ
(新字旧仮名)
/
オイゲン・チリコフ
(著)
博士は今年四十を二つ越した男で、身体は壮健であるが、自制力の強い
性
(
たち
)
で、性欲は頗る
恬澹
(
てんたん
)
である。
魔睡
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
恬澹(てんたん)の例文をもっと
(4作品)
見る
恬
漢検1級
部首:⼼
9画
澹
漢検1級
部首:⽔
16画
“恬”で始まる語句
恬然
恬淡
恬
恬静
恬淡洒脱
恬憺
恬斎
恬熈
恬退
恬然子
“恬澹”のふりがなが多い著者
オイゲン・チリコフ
森鴎外
岡本かの子