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恋着
ふりがな文庫
“恋着”の読み方と例文
読み方
割合
れんちゃく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんちゃく
(逆引き)
小柴は秘書をして長くお屋敷に出入して居る内に、——御本人のいらっしゃる前で申しては何んですが、——お嬢様へ
恋着
(
れんちゃく
)
したのです。
女記者の役割
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
この間などは「
其後
(
そのご
)
別に
恋着
(
れんちゃく
)
せる婦人も
無之
(
これなく
)
、いず
方
(
かた
)
より
艶書
(
えんしょ
)
も参らず、
先
(
ま
)
ず
先
(
ま
)
ず無事に消光
罷
(
まか
)
り在り
候
(
そろ
)
間、
乍憚
(
はばかりながら
)
御休心
可被下候
(
くださるべくそろ
)
」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私としては非常に云い
悪
(
にく
)
いことではあるが、彼は私に対して常人には一寸想像も出来ない程強い
恋着
(
れんちゃく
)
を感じているらしかった。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
恋着(れんちゃく)の例文をもっと
(4作品)
見る
“恋着”の意味
《名詞》
非常に恋い慕うこと。
深く執着すること。
(出典:Wiktionary)
恋
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“恋”で始まる語句
恋
恋々
恋人
恋敵
恋愛
恋歌
恋慕
恋仇
恋煩
恋文
“恋着”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
夏目漱石
岡本綺堂
野村胡堂