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怪体
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けたい
ふりがな文庫
“
怪体
(
けたい
)” の例文
妙念 (
怪体
(
けたい
)
なる微笑を浮べつつ声調きわめて
緩
(
ゆる
)
やかに)だんだん赤くなって来た。依志子、もう一度眼をあけて見ないか。
道成寺(一幕劇)
(新字新仮名)
/
郡虎彦
(著)
商売にする
人
(
ふと
)
が暇さえあれば山さ突っぱしるだから
怪体
(
けたい
)
だあてばさ。いい人でもいるだんべさ。は、は、は、‥‥。うんすら
妬
(
や
)
いてこすに、一押し手を貸すもんだよ
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
芝居を見て泣く奴があるものかい、や、
怪体
(
けたい
)
な!
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「あなた様、
怪体
(
けたい
)
なことをなされますな」
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
この鐘も今夜はじめて
音
(
ね
)
の出るように出来はしたが、性界も知れぬ
怪体
(
けたい
)
の女が、胎子と一所に鋳上げた不浄な鐘だ、あのように呻くのがひびいて行ったところには、山頂きの
道成寺(一幕劇)
(新字新仮名)
/
郡虎彦
(著)
▼ もっと見る
怪体
(
けたい
)
な鼠のお
喋
(
しゃべ
)
りめ
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
怪
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“怪”で始まる語句
怪
怪訝
怪我
怪物
怪我人
怪鳥
怪異
怪談
怪力
怪火