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忠義者
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ちゅうぎもの
ふりがな文庫
“
忠義者
(
ちゅうぎもの
)” の例文
やがて、お
妃
(
きさき
)
さまがこちらへくるのを見ますと、王さまは
忠義者
(
ちゅうぎもの
)
のヨハネスとふたりの子どもを大きな戸だなのなかにかくしました。
忠義者のヨハネス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
いずれも父の
小角
(
しょうかく
)
につかえていた野武士でござりますが、きょうまで、わたくしとともにこの裾野へかくれ、折があれば
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
をうって
仇
(
あだ
)
をむくいようとしていた
忠義者
(
ちゅうぎもの
)
でござります。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ふふふ、
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
は、
見
(
み
)
かけに
寄
(
よ
)
らねえ
忠義者
(
ちゅうぎもの
)
でげすぜ」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「でもあたしは、あの
忠義者
(
ちゅうぎもの
)
のヨハネスが、あたしたちのためにこんなふしあわせになったことばかり、ずっと考えておりましたの。」
忠義者のヨハネス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
ところがわかい王さまは、この
扉
(
とびら
)
のところだけは、
忠義者
(
ちゅうぎもの
)
のヨハネスがいつもすどおりしてしまうのに気がつきました。そして
忠義者のヨハネス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
そして馬車のうしろには、わかい王さまの
家来
(
けらい
)
が立っていました。それは
忠義者
(
ちゅうぎもの
)
のハインリッヒでした。
カエルの王さま:または鉄のハインリッヒ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
忠義者
(
ちゅうぎもの
)
のハインリッヒは、おふたりを馬車にのせてから、じぶんはまたうしろにのりました。そして、ご主人のたすかったことを、心のそこからよろこんでいました。
カエルの王さま:または鉄のハインリッヒ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
ところが、あの
忠義者
(
ちゅうぎもの
)
の
家来
(
けらい
)
が、このようすをのこらず見ていたのです。
三枚のヘビの葉
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
でもそれは、やっぱり、
忠義者
(
ちゅうぎもの
)
のハインリッヒの胸からとびちる
胸輪
(
むねわ
)
の音でした。それというのも、だいじなご
主人
(
しゅじん
)
がたすかって、これからしあわせなまい日をおくられることになったからですよ。
カエルの王さま:または鉄のハインリッヒ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
忠
常用漢字
小6
部首:⼼
8画
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“忠義”で始まる語句
忠義
忠義立
忠義顔
忠義一図
忠義双全
忠義水滸伝