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忝
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かたじけなく
ふりがな文庫
“
忝
(
かたじけなく
)” の例文
よりて、余いま
固陋
(
ころう
)
を
省
(
かえりみ
)
ず、その了解し難きゆえんの意を
摂録
(
せつろく
)
し、あえて先生に
質
(
ただ
)
す。もし先生の垂教を
忝
(
かたじけなく
)
せば、あに ただ
不佞
(
ふねい
)
の幸のみならんや。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
従古
(
いにしえより
)
当路者
(
とうろしゃ
)
古今一世之人物にあらざれば、
衆賢之
(
しゅうけんの
)
批評
(
ひひょう
)
に当る者あらず。
不計
(
はからず
)
も
拙老
(
せつろう
)
先年之
行為
(
こうい
)
に於て
御議論
(
ごぎろん
)
数百言
(
すうひゃくげん
)
御指摘
(
ごしてき
)
、実に
慙愧
(
ざんき
)
に不
堪
(
[ママ]
)
ず、御深志
忝
(
かたじけなく
)
存
(
ぞんじ
)
候
(
そうろう
)
。
瘠我慢の説:03 書簡
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
、
勝海舟
、
榎本武揚
(著)
偖
(
さて
)
先年来、御尽力被
レ
下候段、
忝
(
かたじけなく
)
存候。則吾ガ為メニ尽候所、則、国家ニ尽ス所タルヤ明カナリ。
仍而何歟
(
よつてなにか
)
為
レ
酬
レ
之、吾所蔵致候、旧赤穂ノ家臣神崎則休遺刀無銘一口貴兄進上致候。
手紙:038 慶応二年十月五日 吉井友実あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
忝
漢検1級
部首:⼼
8画
“忝”を含む語句
可忝
忝奉存候
忝次第
是又忝