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心遣
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こころづかひ
ふりがな文庫
“
心遣
(
こころづかひ
)” の例文
妻は
尋常
(
ひとなみ
)
より小きに、夫は
勝
(
すぐ
)
れたる
大兵
(
だいひよう
)
肥満にて、彼の常に
心遣
(
こころづかひ
)
ありげの
面色
(
おももち
)
なるに引替へて、生きながら
布袋
(
ほてい
)
を見る如き福相したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
殊
(
こと
)
に痴情の果に
箇様
(
かよう
)
な
不始末
(
ぶしまつ
)
を
為出
(
しだ
)
しました、
何
(
なに
)
ともはや申しやうも無い
爛死蛇
(
やくざもの
)
に、段々と御深切のお
心遣
(
こころづかひ
)
、却つて恥入りまして、実に面目次第も御座いません。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許