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こころづかひ
ふりがな文庫
“こころづかひ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
心遣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心遣
(逆引き)
妻は
尋常
(
ひとなみ
)
より小きに、夫は
勝
(
すぐ
)
れたる
大兵
(
だいひよう
)
肥満にて、彼の常に
心遣
(
こころづかひ
)
ありげの
面色
(
おももち
)
なるに引替へて、生きながら
布袋
(
ほてい
)
を見る如き福相したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
殊
(
こと
)
に痴情の果に
箇様
(
かよう
)
な
不始末
(
ぶしまつ
)
を
為出
(
しだ
)
しました、
何
(
なに
)
ともはや申しやうも無い
爛死蛇
(
やくざもの
)
に、段々と御深切のお
心遣
(
こころづかひ
)
、却つて恥入りまして、実に面目次第も御座いません。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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