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こころやり
ふりがな文庫
“こころやり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
心遣
80.0%
遣悶
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心遣
(逆引き)
まさに嫁がんとする娘の、嬉しさと、恥らいと、
心遣
(
こころやり
)
と、
恐怖
(
おそれ
)
と、
笑
(
えみ
)
と、涙とは、そのまま膝に手を重ねて、つむりを重たげに、ただ肩を細く、さしうつむいた黒髪に包んで、顔も上げない。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
女を待つ
間
(
ま
)
の
心遣
(
こころやり
)
にしたい。誰か、あの国の歌を知っておらんか。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こころやり(心遣)の例文をもっと
(4作品)
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遣悶
(逆引き)
然しこの広告が富岡先生のこの世に放った最後の
一喝
(
いっかつ
)
で不平満腹の先生がせめてもの
遣悶
(
こころやり
)
を
知人
(
ちじん
)
に
由
(
よ
)
って
洩
(
も
)
らされたのである。心ある同国人の二三はこれを見て泣いた。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
こころやり(遣悶)の例文をもっと
(1作品)
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