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御飯焚
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ごはんたき
ふりがな文庫
“
御飯焚
(
ごはんたき
)” の例文
日頃田崎と仲のよくない
御飯焚
(
ごはんたき
)
のお
悦
(
えつ
)
は、田舎出の迷信家で、顔の色を変えてまで、お狐さまを殺すはお
家
(
いえ
)
の
為
(
た
)
めに不吉である事を説き、田崎は
主命
(
しゅめい
)
の尊さ
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
たとえ年が明けてもお側に参ることは出来ますまいけれども、
親族
(
みより
)
便りのない身の上を
不便
(
ふびん
)
と思召し、お小間使いなりとも、
御飯焚
(
ごはんたき
)
なりとも
厭
(
いと
)
いませんから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御飯焚
(
ごはんたき
)
の千代も、下男の寅も使に出てをりました。私は又お時に片附物の手傳をさせました。
反古
(旧字旧仮名)
/
小山内薫
(著)
丸次の家で使っている
御飯焚
(
ごはんたき
)
の婆の家が、君香のいる家のすぐ二、三
軒
(
げん
)
先
(
さき
)
で、
一伍一什
(
いちぶしじゅう
)
すっかり種が上っているとは夢にも知らないから、
此方
(
こっち
)
はいつもの調子で
あぢさゐ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
御飯焚
(
ごはんたき
)
でもお小間使いでも、お寝間の
伽
(
とぎ
)
でも仕ようという訳だ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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中島さん。わたしも奥さんにお願いして派出婦会に
這入
(
はい
)
りたいわ。ねえ、中島さん。わたしに出来るか知ら。奥さんのやっている接待婦ッていうのは普通の派出婦見たように
御飯焚
(
ごはんたき
)
を
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
焚
漢検準1級
部首:⽕
12画
“御飯”で始まる語句
御飯
御飯炊
御飯時
御飯粒
御飯炊奉公