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御生害
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ごしょうがい
ふりがな文庫
“
御生害
(
ごしょうがい
)” の例文
陽
(
ひ
)
も上るに及んで、愈々合戦の開かれんとする時、幸村は一子大助を呼んで、「汝は城に還りて、君が
御生害
(
ごしょうがい
)
を見届け後果つべし」
真田幸村
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
『
何日
(
いつ
)
かは、切る髪。せめては、殿さまの
御生害
(
ごしょうがい
)
の今宵に切りましょう。……なぜ、手を
退
(
ひ
)
くのですか』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「旦那さまには、
久能山
(
くのうざん
)
にて
御生害
(
ごしょうがい
)
にございます」
日本婦道記:箭竹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
もうあの通りな火の手で、信長公も
御生害
(
ごしょうがい
)
あそばし、御近習衆もひとり残らずお討死と沙汰しております。妙覚寺の方も明智の軍勢がいっぱいで、辻々も通れますまい。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
人の一生も生涯の士道も、その仕上げは、よくも悪くも死によって定まるとか申しますが、今日の
御生害
(
ごしょうがい
)
は
現
(
うつ
)
し
身
(
み
)
の人をも
数多
(
あまた
)
生かし、また御自身の一命をも末代に生かす
曠
(
はれ
)
の
一期
(
いちご
)
。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
『
御生害
(
ごしょうがい
)
なされました』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
害
常用漢字
小4
部首:⼧
10画
“御生”で始まる語句
御生
御生活
御生前
御生命
御生国
御生家
御生憎
御生別
御生涯
御生立