“ごしょうがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御生害83.3%
御生涯16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「旦那さまには、久能山くのうざんにて御生害ごしょうがいにございます」
日本婦道記:箭竹 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
もうあの通りな火の手で、信長公も御生害ごしょうがいあそばし、御近習衆もひとり残らずお討死と沙汰しております。妙覚寺の方も明智の軍勢がいっぱいで、辻々も通れますまい。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十二月の初めから御不予の御沙汰ごさたがあり、中旬になって御疱瘡ごほうそうと定まって、万民が平和の父と仰ぎ奉ったみかどその人は実に艱難かんなんの多い三十七歳の御生涯ごしょうがいを終わった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)