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御望
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おのぞみ
ふりがな文庫
“
御望
(
おのぞみ
)” の例文
御姉樣の
御望
(
おのぞみ
)
をかなへた方がねそうであらふだが今朝も父樣が
悲想
(
かなしそふ
)
なお顏を遊ばして、私しや自分の慾はあきらめているがせつ角父樣もゆるして下すつて
うづみ火
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
さりとて人間を二つにする事も出来ず、お辰様が
再度
(
また
)
花漬売にならるゝ瀬も
無
(
なか
)
るべければ、詰りあなたの無理な
御望
(
おのぞみ
)
と
云者
(
いうもの
)
、あなたも
否
(
いや
)
なのは岩沼令嬢と仰せられて見ると
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
貴下
(
あなた
)
が
放蕩
(
ほうとう
)
でというではなし、
御望
(
おのぞみ
)
がおあり遊ばしたとはいえ、大旦那様が迷惑をお懸け遊ばした方々の債主へ、少しずつお分けになったのでござりますもの、拓はよくしたとおっしゃったのを
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂