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御徳
ふりがな文庫
“御徳”の読み方と例文
読み方
割合
おんとく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんとく
(逆引き)
……願うらくはただ、努めて先帝の
御徳
(
おんとく
)
を汚さぬよう、蜀帝国の最期として、世の
嗤
(
わら
)
い
草
(
ぐさ
)
にならぬよう、それのみを祈りまする
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これは、一
女性
(
にょしょう
)
、一
地下人
(
ちげびと
)
の問題ではない。院の
御徳
(
おんとく
)
を
晦
(
くろ
)
うし、われら武者所の名にもかかわる。もし、刑部省の手にかかり、朝廷のおん
裁
(
さば
)
きをうけては、われらなんの面目やある。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ご謙遜です。みな君の
御徳
(
おんとく
)
と、積年の労苦がここに結集したものです。はやい話が、君にその積徳とご努力が過去になかったら、この孔明ひとりでも、今日、お味方の内にはいなかったでしょう」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御徳(おんとく)の例文をもっと
(3作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
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