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御容
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おんゆる
ふりがな文庫
“
御容
(
おんゆる
)” の例文
されどつれなき人心、今更靡かん樣もなく、且や
素性
(
すじやう
)
賤
(
いや
)
しき女子なれば、物堅き父上の
御容
(
おんゆる
)
しなき事
元
(
もと
)
より覺悟候ひしが、只〻最後の
思出
(
おもひで
)
にお耳を汚したるまでなりき。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
是
(
これ
)
のみは
御憎悪
(
おんにくしみ
)
の中にも
少
(
すこし
)
は
不愍
(
ふびん
)
と
思召
(
おぼしめし
)
被下度
(
くだされたく
)
、かやうに
認
(
したた
)
め
居
(
を
)
り
候内
(
さふらふうち
)
にも、涙こぼれ候て
致方無
(
いたしかたな
)
く、覚えず
麁相
(
そそう
)
いたし候て、かやうに紙を
汚
(
よご
)
し申候。
御容
(
おんゆる
)
し
被下度候
(
くだされたくさふらふ
)
。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
容
常用漢字
小5
部首:⼧
10画
“御容”で始まる語句
御容子
御容貌
御容姿
御容態
御容色
御容赦
御容量
御容赦被下