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御地位
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ごちゐ
ふりがな文庫
“
御地位
(
ごちゐ
)” の例文
言
(
い
)
はゞ
我
(
わ
)
が
良人
(
をつと
)
をはづかしむるやうなれど、そも/\
御暇
(
おいとま
)
を
賜
(
たま
)
はりて
家
(
いへ
)
に
歸
(
かへ
)
りし
時
(
とき
)
、
聟
(
むこ
)
と
定
(
さだ
)
まりしは
職工
(
しよくこう
)
にて
工場
(
こうぢやう
)
がよひする
人
(
ひと
)
と
聞
(
き
)
きし
時
(
とき
)
、
勿躰
(
もつたい
)
なき
比較
(
くらべ
)
なれど
我
(
わ
)
れは
殿
(
との
)
の
御地位
(
ごちゐ
)
を
思
(
おも
)
ひ
合
(
あは
)
せて
軒もる月
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
言はゞ我が
良人
(
をつと
)
をはづかしむるやうなれど、そもそも
御暇
(
おいとま
)
を賜はりて家に帰りし時、
聟
(
むこ
)
と
定
(
さだ
)
まりしは職工にて
工場
(
こうば
)
がよひする人と聞きし時、
勿躰
(
もつたい
)
なき比らべなれど、我れは殿の
御地位
(
ごちゐ
)
を思ひ合せて
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
位
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
“御地”で始まる語句
御地