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御叩頭
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おじぎ
ふりがな文庫
“
御叩頭
(
おじぎ
)” の例文
御叩頭
(
おじぎ
)
をするばかりで、私などの横は、風を切って行くし、時に、一品を買って「この色は、化学染料でなく草木染で出すといいが」
大阪を歩く
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
人形がゆらりゆらり
御叩頭
(
おじぎ
)
をしたり、挙げた両手をぶらぶらさせながら、緩やかに廻転しながら下りて行くのは、ちょっと滑稽な感じのするものである。
雑記(Ⅱ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
式部(筆を持ったまま)「なにも、そう一々、
鹿爪
(
しかつめ
)
らしく
御叩頭
(
おじぎ
)
には及ばないよ。御殿で勤め中と違って、私宅で休暇中なのだから、まだ外に、したい事は何なりと思いつくままにするがよろしいよ」
或る秋の紫式部
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
猟師は、一寸立止まって、二人に道を譲って、
御叩頭
(
おじぎ
)
をした。玄白斎は、その首のない獣と、猟師の眼とに、不審を感じて
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
と、
御叩頭
(
おじぎ
)
をして、二人の前へ、茶を置くと、
淑
(
しとや
)
かに出て行った。茶室好みの小部屋へは、もう夜が、
隅々
(
すみずみ
)
へ入っていて、
沁々
(
しみじみ
)
と冷たさが
沁
(
し
)
んだ。
大岡越前の独立
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
▼ もっと見る
そして
御叩頭
(
おじぎ
)
をしてから、高座へ上った。人々が、一斉に、拍手した。一人が
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
旗本らしいのが、五六人、蒼い顔をして、
御叩頭
(
おじぎ
)
しながら走ってきた。
近藤勇と科学
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
叩
漢検準1級
部首:⼝
5画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂