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御初穗
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おはつう
ふりがな文庫
“
御初穗
(
おはつう
)” の例文
新字:
御初穂
吉
(
きち
)
はふゝんと
言
(
い
)
つて
彼
(
あ
)
の
兀頭
(
はげあたま
)
には
惜
(
を
)
しい
物
(
もの
)
だ、
御初穗
(
おはつう
)
を
己
(
お
)
れでも
着
(
き
)
て
遣
(
や
)
らうかと
言
(
い
)
へば、
馬鹿
(
ばか
)
をお
言
(
い
)
ひでない
人
(
ひと
)
のお
初穗
(
はつう
)
を
着
(
き
)
ると
出世
(
しゆつせ
)
が
出來
(
でき
)
ないと
言
(
い
)
ふではないか
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
私は今夜中に此れ
一枚
(
ひとつ
)
を上げねば成らぬ、角の質屋の旦那どのが御年始着だからとて針を取れば、吉はふゝんと言つて彼の
兀頭
(
はげあたま
)
には惜しい物だ、
御初穗
(
おはつう
)
を
我
(
お
)
れでも着て遣らうかと言へば
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
穗
部首:⽲
17画
“御初”で始まる語句
御初穂
御初会
御初祭
御初地入